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【新しいテーマ①】ひとつの場所を、毎日同じ時間にながめて、言葉や絵にしてみよう
学校へ行くことができないとき、おうちでお勉強のほかにこんなこと試してみたら、きっと「おもしろ世界」が見えてくる。
たとえば先生は、きみたちみたいな小学生のころから高校を卒業するころまで、机の横にいつも置いてある「くずかご(ゴミ箱)」を毎日見て、そこにたまったゴミのあり方・全体のかたちを観察して、言葉で表現したり、絵に描いてあそんでいた。それがとっても楽しくてうれしい時間だった。「くずかご」のなかは、だって毎日違ったかたちや色をしているんだ。ある日の「くずかご」は風邪(かぜ)をひいていたから鼻をかんだティッシュの山とみかんの皮であふれそうだったり、ある日はお菓子のつつみ紙やチョコレートの銀紙が、ちぎられたコピー紙といっしょになって おもしろい模様ができていたりと、その変化を楽しんでいた。「くずかご」のなかは毎日違った世界があらわれて、まるで生きているように見えたんだ。
そう、外の景色だって毎日変化しているし、テーブルの上だって、きのうと同じじゃないよね。毎日寝ているシーツのシワだって変化している。そんな変化を観察して言葉や絵にしてみるんだよ。写真に撮ってもおもしろいよ。
作品ができたら、先生に写真を送ってくれないかな。
写真送付先:
生涯学習センター life@tamabi.ac.jp