講座レポート

「当センターにおける 新型コロナウイルス感染症対策への取り組みについて」

【2020年~】

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年末に確認されて以降、世界的な感染拡大を続け、私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。
今まで対面での講座が基本であった当センターにおいても、講座の中止や延期をせざるを得ない苦しい状況が続きました。

withコロナ時代の新しいライフスタイルを見据えながら、当センターにおいても新しいかたちでの講座の構築の必要に迫られました。検討を重ね、当センターでは「会場受講」に加え、「オンライン・リアルタイム受講」「オンデマンド受講」の3つの新たな講座形式をスタートさせました。

美術大学として大切にしたい対面での演習など「会場受講」の場においては、安全に講座が進行できるよう徹底的な感染症対策を行いました。会場や備品の消毒や換気はもちろんのこと、スタッフ・講師の体調管理、余裕を持った座席配置、感染症対策をお知らせするWebページの設置など、皆様に少しでも安心してご来場いただけるよう、できる限りの対策を徹底しています。
また、日々激しく移り変わり判断が難しい状況下において、極力開講の可能性を潰さぬことに軸を置き、十分な情報収集と柔軟な対応に心掛けました。

講義講座では「オンライン・リアルタイム受講」として、ご自宅にいながらオンライン配信ツールZoomでリアルタイムに受講できる形式も始めました。できるだけ会場にいるようなライブ感・臨場感を保てるよう、講師と対話できる質疑応答の場を設けるといった工夫も行っています。

また、会場の定員を縮小せざるを得なかったことから「オンデマンド受講」として、会場開講と並行し録画した映像を、期間限定でインターネット上で視聴いただける受講形式も試みました。配信期間内であれば、いつでも何度でもくりかえし視聴できる魅力があります。

このようにどのような社会状況においても「学び」の機会を失うことなく、それぞれのライフスタイルに合わせ楽しく受講いただける講座構築を目指し、進化を続けていきたいと思っています。

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