5月も終盤を迎え、大学内の銀杏の木も、新緑から深い緑へと色を変えてきています。
4月、5月から順次、春期講座がスタートし、日々多くの方々にお越しいただいています。
この時期、アトリエでは、水彩や油彩の鮮やかな色彩や、墨の豊かな色味が画面にのりはじめる様子を目にすることができます。
彫刻・版画などでは、素材や版と向き合いながら、ご自身で描かれたスケッチや写真を片手に、作品の構想を練る姿があります。
また、講義室では、美術史から文学、デザイン、オペラ、映画···等々の興味深いお話の数々。
今年度から始まった連続講座『世紀を歩く』では、今期のテーマ「17世紀」について、さまざまな講師を迎え、講義が進んでいます。
この他にもまだまだたくさん。「こんな講座もあるのね」という発見があるとうれしいです。
木々が涼しい影を落とすこの時期、中庭では講座が始まるまでの時間に談笑したり、デッサンをする受講生の方をお見かけすることもあります。
気持ちの良い日には、是非本学に足を運んでみてはいかがでしょうか。