【2011年5月21日（土）】

連続講座『●●とデザイン』の第5回にお迎えしたアートディレクターの佐藤可士和さんは、本学の卒業生でもあります。
広告だけではなく、商品の企画から消費者の手もとに届くまでをトータルで、幅広くデザインしたいとのお考えから、ご自身の会社「ＳＡＭＵＲＡＩ」を設立された経緯を、当時の作品（広告）を紹介しながらお話いただきました。

近年、ユニクロのニューヨーク旗艦店のオープニングにあたり、ブランドの顔であるロゴマークから、広告戦略をはじめ、店頭の備品までトータルにデザインを手がけ、企業の内と外からコミュニケーションを図りました。
この仕事をきっかけとして、企業をデザインするという新しいデザインの可能性を開拓され、これからのデザインのあり方を現在のプロジェクトとともにご紹介いただきました。

また、現在ナビゲーターを務めているNHKの番組『らいじんぐ産』を通じて感じられた、
日本の産業の進化の仕方にもふれ、「ビジネスとデザイン」の講義の終了となりました。