2021年度 春期講座

講座番号
1311

連続講座「○○世紀の芸術家列伝II―18世紀」【会場受講】
(本講座は【会場受講】と【オンデマンド受講】の2種類から選べます)

ひとりの芸術家が歩んだ道は、時代がつくり上げた道でもあるでしょう。それは現代に通じる道でもあります。そこで、新たな眼差しで歴史上のひとりの芸術家をとらえながら、講座を通じて十数人の作家と作品でその世紀を眺め、それによって〈○○世紀〉を芸術の側から眺めていきましょう。

◎お申し込みは「全18回受講」のみお受けいたします。1回ごとの受講はできません。
◎【会場受講】と【オンデマンド受講】を合わせて希望する場合は、両方をお申し込みください。


◆こちらは、【会場受講】に関する情報ページです。
【オンデマンド受講(録画配信)】については、下のリンクをご確認ください。
リンク: 【オンデマンド受講】「○○世紀の芸術家列伝II―18世紀」

開講日時・講座内容・講師

第1回 2021年5月15日(土)13時30分~15時00分
「18世紀の美術・芸術への興味」
海老塚耕一[美術家、本学教授。素敵なあそびとしての美術の楽しさを、制作と理論から探る]
第2回 2021年5月15日(土)15時30分~17時00分
「伊藤若冲―京都市民の不安と欲望」
佐藤康宏[美術史家、東京大学名誉教授。日本美術史、特に江戸時代の絵画を研究]
第3回 2021年6月12日(土)13時30分~15時00分
「沈南蘋」
成澤勝嗣[美術史家、早稲田大学教授。専門は近世日本絵画史。著書に『狩野永徳と京狩野』他]
第4回 2021年6月12日(土)15時30分~17時00分
「池大雅―万巻の書を読み、万里の路を行く」
木下京子[美術史家、本学教授。フィラデルフィア美術館学芸員を経て現職。近世日本絵画を研究]
第5回 2021年7月3日(土)13時30分~15時00分
「ジャン・シメオン・シャルダン―異端の画家シャルダンの芸術の近代性」
中村隆夫[美術評論家、本学教授。象徴主義を研究。著書に『象徴主義と世紀末世界』他]
第6回 2021年7月3日(土)15時30分~17時00分
「白隠慧鶴―発話する書画」
島尾新[美術史家、学習院大学教授。日本中世絵画史、特に室町時代の水墨画を研究]
第7回 2021年10月2日(土)13時30分~15時00分
「小田野直武―“ヨーロッパ”と出会った男」
小川敦生[美術ジャーナリスト、本学教授。日経BP社編集委員、日本経済新聞社記者を経て現職]
第8回 2021年10月2日(土)15時30分~17時00分
「フランシスコ・デ・ゴヤ」
建畠晢[美術評論家、詩人、本学学長。詩作と現代美術のキュレーションに取り組む]
第9回 2021年11月6日(土)13時30分~15時00分
「尾形光琳―装飾芸術の輝き 闇の中の『光』」
鶴岡真弓[本学美術館館長、芸術人類学研究所所長、名誉教授。芸術文明史、ケルト芸術を研究]
第10回 2021年11月6日(土)15時30分~17時00分
「ウィリアム・キャズロン―イギリス伝統ローマン体活字の完成」
山本政幸[タイポグラフィ研究者、本学非常勤講師、岐阜大学教授。専門は欧文活字書体史]
第11回 2021年12月4日(土)13時30分~15時00分
「ジャン・フィリップ・ラモー―フランス・バロック最後の巨匠」
小穴晶子[美学者、本学教授。18世紀フランスの音楽美学を研究。編著に『バロックの魅力』]
第12回 2021年12月4日(土)15時30分~17時00分
「亜欧堂田善―アジアとヨーロッパにちなむ堂号をつけた男の作品」
海老塚耕一[美術家、本学教授。素敵なあそびとしての美術の楽しさを、制作と理論から探る]
第13回 2022年1月22日(土)13時30分~15時00分
「東洲斎写楽―日本人が好まなかった写楽の大首絵」
河内成幸。[版画家。伝統的木版画にシャープな凹版の線を組み合わせ、独自の世界を表現]
第14回 2022年1月22日(土)15時30分~17時00分
「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ―構造と生成」
久保田晃弘[アーティスト、研究者、本学教授。さまざまな領域を横断・結合する創作を展開]
第15回 2022年2月26日(土)13時30分~15時00分
「ジャック・ルイ・ダヴィッド―新古典主義の美学」
大島徹也[美術史家、本学准教授。ポロック、抽象表現主義を中心に、西洋近現代美術史を研究]
第16回 2022年2月26日(土)15時30分~17時00分
「蔦屋重三郎―写楽・歌麿を生み出した名プロデューサー」
松山龍雄[季刊『版画芸術』編集主幹。現代版画を中心に日本の版画を30年以上にわたり発信]
第17回 2022年3月12日(土)13時30分~15時00分
「与謝蕪村」
平出隆[詩人、作家、本学教授。詩歌、小説、随筆などで言葉の多様な形態を探究する]
第18回 2022年3月12日(土)15時30分~17時00分
「マルキ・ド・サド―個の探求と普遍性」
萩原朔美[前橋文学館館長、本学名誉教授。演劇、文章、映像、写真等、表現の発見を繰り返す]

【会場受講】

会場で、対面形式でご受講いただけます。
◆講座の録画配信もご覧になりたい方は、【会場受講】【オンデマンド受講】の両方をお申し込みください。

時間 13時30分~17時00分
(休憩30分)
場所 中町ふれあいホール(世田谷区中町/東急大井町線上野毛駅から徒歩12分、または東急田園都市線用賀駅からバス10分)
受講料 1万8000円(全18回)
定員 100名(抽選)
※状況により、定員を変更する場合があります。
※高校入学年齢に達している方。
申し込み締切 4月20日必着
※締切日を過ぎても受講可能な場合もあります。お問い合わせください。
共催 世田谷区教育委員会

※本講座の申し込み方法は上記のみです。

注意事項

●開講判断に関して
新型コロナウイルスの急速な感染拡大等により会場での開講が困難になった場合は、原則としてオンライン形式に変更しての開催とさせていただきます。

●生涯学習センターでは、新型コロナウイルス感染症の対策として、以下のような取り組みとお願いを行っています。以下のリンクをクリックし、必ずご了承の上、お申し込みください。
リンク: 新型コロナウイルス感染症対策への取り組みと、ご受講の皆様へのお願い