2019年度 秋冬期講座

講座番号
3311

連続講座 「○○世紀の芸術家列伝I―19世紀」

ひとりの芸術家が歩んだ道は、時代がつくり上げた道でもあるでしょう。それは現代に通じる道でもあります。そこで、新たな眼差しで歴史上のひとりの芸術家をとらえながら、講座を通じて十数人の作家と作品でその世紀を眺め、それによって〈○○世紀〉を芸術の側から眺めていきましょう。

本講座「第20回:クールベ(3月14日)」の講義予定でありました、本江邦夫 名誉教授が6月3日にご逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。
なお、第20回については、以下の通り、講師を変更して開講させていただきます。

開講日時・講座内容・講師   ※全20回のうち、後半(10月〜)の1回ごとの募集のみです。


<後半>
第9回 2019年10月26日(土) 13時30分~15時00分
「ジョルジュ・スーラ―美しく光輝く本当の世界を描きたい!点描の秘密」
矢野英樹[デザイナー、本学准教授。暮らしのなかのデザインと美術をワークショップで紹介]
第10回 2019年10月26日(土) 15時30分~17時00分
「高村光雲―近代日本の彫刻史を辿る」
柳原正樹[京都国立近代美術館館長。富山県水墨美術館館長を経て現職]
第11回 2019年11月16日(土) 13時30分~15時00分
「長谷川雪旦―江戸の街の一級資料を描いた絵師」
海老塚耕一[美術家、本学教授。素敵なあそびとしての美術の楽しさを、制作と理論から探る]
第12回 2019年11月16日(土) 15時30分~17時00分
「エドヴァルド・ムンク―北欧の天才画家が語りかけるもの」
丸山浩司[版画家、本学教授。木版画の表現・技法研究を通し、美術教育研究に取り組む]
第13回 2019年12月7日(土) 13時30分~15時00分
「酒井抱一」
木下京子[美術史家、本学教授。近世日本絵画史を研究。海外で日本美術の展覧会を手掛ける]
第14回 2019年12月7日(土) 15時30分~17時00分
「ナダール―芸術と科学と放浪」
佐々木成明[映像作家、本学准教授。映像、環境と芸術の関連性を研究。著書に『砂漠芸術論』他]
第15回 2020年1月25日(土) 13時30分~15時00分
「リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー」
宝木範義[美術評論家。専門は近代美術史、デザイン史。著書に『パリ物語』『ウィーン物語』他]
第16回 2020年1月25日(土) 15時30分~17時00分
「クロード・ドビュッシー―19世紀から20世紀へ」
小穴晶子[美学者、本学教授。18世紀フランスの音楽美学を研究。編著に『バロックの魅力』]
第17回 2020年2月22日(土) 13時30分~15時00分
「河鍋暁斎―伝統と革新をつないだ鬼才」
小川敦生[美術ジャーナリスト、本学教授。日経BP社編集委員、日本経済新聞社記者を経て現職]
第18回 2020年2月22日(土) 15時30分~17時00分
「エゴン・シーレ―その駆け抜けた人生とミューズたち」
伊集院清一[医学博士、本学教授。専門は精神医学。著書に『空間と表象の精神病理』他]
第19回 2020年3月14日(土) 13時30分~15時00分
「ウィリアム・モリス―デザインの発生」
山形季央[アートディレクター、本学教授。人を結ぶコミュニケーションとしてのデザインを探求]
第20回 2020年3月14日(土) 15時30分~17時00分
※第20回については、講師を変更しての開講となりました。
「クールベ―レアリスムについて」
代講:大島徹也[美術史家、本学准教授。ポロック、抽象表現主義を中心に、西洋近現代美術史を研究]
時間 【奇数回】13時30分〜15時00分
【偶数回】15時30分〜17時00分
場所 中町ふれあいホール(世田谷区中町/東急大井町線上野毛駅から徒歩12分、または東急田園都市線用賀駅からバス10分/本学上野毛キャンパスから徒歩8分) ※駐車はできません。 ※会場は、本学キャンパス内ではありません。ご注意ください。
受講料 1回ごとの受講:各回1000円
定員 各回30名 (抽選)
申し込み締切 各回の3週間前の土曜日必着
共催 世田谷区教育委員会

※本講座の申し込み方法は上記のみです。