開講日・講座内容・講師

〈10月〉2019年10月13日、27日（日） 「ルネサンスの起源に迫る」

―中世とルネサンスの違い、ジョットの革新、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂、絵画による空間構成

松浦弘明［美術史家、本学教授。イタリアの中世・ルネサンス美術史を研究］

〈11月〉2019年11月10日、24日（日） 「印象派の視線 近世（ルネサンス）から近代（モダニズム）へ」

―マネのカメラ目線、ドガと写真、モネの庭、鉄道とリゾート、パリ万博

西岡文彦［本学教授。美術書や『日曜美術館』『笑っていいとも！』等で、名画の楽しさを紹介］

〈12月〉2019年12月8日、22日（日） 「ピカソとブラック―20世紀の美を楽しむために③キュビスムⅡ」

―登山者のパーティ、記号と指標、《マンドリンを持つ女》、肖像画、風景画

海老塚耕一［美術家、本学教授。素敵なあそびとしての美術の楽しさを、制作と理論から探る］

〈1月〉2020年1月12日、26日（日） 「画家の眼 日本と西洋」

―北方ルネサンス、シーボルト・コレクション、浮世絵、印象派、写実技法の東西

宮いつき［画家、本学教授。日本画の画材を自由に駆使し、コラージュや立体などにも挑戦］

〈3月〉2020年3月8日、22日（日）「銅版画の精緻な世界―エングレーヴィング」

―直刻法と腐食法、デューラー、15世紀ドイツ、紙幣を彫る、ビュラン

渡辺達正［版画家、本学名誉教授。銅版画の幅広い技法を指導、自身もさまざまな技法で制作］