2012年度 秋冬期講座

講座番号
3114

萩原朔美・連続対談―いま、これだけは話しておきたいこと。―「翻訳・映画・俳優・音楽」

今期の本講座は終了いたしました

表現の現場ほど面白いものはない―それはなぜでしょうか。嘘をいかに本当らしく見せるかという命題に取り組むこと、それは実は人生とは何かということの答えを探す作業でもあるのです。そんな表現の現場に立ち会うゲストと語り合う、午後のひとときを過ごしてみませんか。

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写真左から=[C]全集(ちくま文庫)は『ハムレット』からはじまり、現在22巻まで刊行されている、[D]黒澤監督との思い出をつづったエッセイ『天気待ち』の表紙。イラストも野上氏が描く、[E]映画撮影中の竹中氏、[F]レコーディング中の千住氏

開講日・ゲスト講師・講座内容

 C  2012年9月26日(水)
松岡和子「翻訳」
シェイクスピアの全訳に取り組み、自分のやるべき仕事とは何か、その答えを発見されたのではないでしょうか。それを貫く意志の強さ、もちろん演劇の魅力についてもお聞きします。
 D  10月10日(水)
野上照代「映画」
記録係として映画界に入り、黒澤明監督の編集・製作の助手として、50年近く仕事をともにされてきました。黒澤監督の現場での仕事ぶり、そしてご自身の仕事のこともお聞きします。
 E  11月7日(水)
竹中直人「俳優」
きわめて個性的な演技から造形される役柄は、演劇の概念を突き破るものです。緻密に考察されたゆえの爽快さ。それは監督作品にも反映されています。表現者としての戦略を伺います。
 F  2013年1月24日(木)
千住明「音楽」
『日曜美術館』の司会者としての登場は新鮮でした。人間への限りない興味。作品に対する優しい視線。人柄が滲み出る魅力的な語り口。作曲活動とともに、その人柄の始まりを探ります。

※Cを春期にすでにお申し込みの方は、新たなお申し込みは必要ありません。
時間 14時00分~15時30分
場所 上野毛キャンパス
受講料 各1000円
定員 各50名
申し込み締切 C・9月5日、D・9月19日、E・10月17日、F・12月20日(すべて必着)
講師 松岡和子[翻訳家、演劇評論家。シェイクスピア全訳に取り組む。著書に『深読みシェイクスピア』]
野上照代[元・記録係。『羅生門』以降、黒澤明全作品に参加。現在、文筆家。著書に『母べえ』他]
竹中直人[俳優、映画監督、本学客員教授。多方面で活動。監督作に『無能の人』『東京日和』他]
千住明[作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。現在NHK『日曜美術館』のキャスターも務める]
案内役 萩原朔美[映像作家、本学教授。演劇、文章、実験映画、写真、版画など、表現の発見を繰り返す]

本講座のみ、Eメールでのお申し込みも可能です。

必要事項を記入のうえ、下記アドレスまでお送りください。

必要事項

  1. 講座名「いま、これだけは話しておきたいこと。」
  2. 受講希望回
  3. 郵便番号・住所・氏名(フリガナ)
  4. 性別
  5. 生年月日
  6. 電話番号
  7. 学生は学校名・学年、本学卒業生はその旨
  8. 「HPをみて申し込み」と明記

お申し込み先

 

   life@tamabi.ac.jp