2011年度 春期講座

講座番号
1135

木版画応用講座―版表現の魅力にせまる

現代木版画で生み出された数多くの表現方法から、水性絵具による多色刷りと、水・油性併用技法を中心に深めていきます。木版画の技法に加え、たとえば絵画の要素なども織り交ぜ、独自の画面づくりに挑戦することもできます。自分に合った「版表現」を見つけてみませんか。

講座内容

第1~15回 「水性多色刷りと水・油性併用の技法と表現」
浮世絵の刷り/ニス版、板ぼかし、刷り重ね、分解法等への展開

第16~30回 「各自テーマを持った制作」
講義―作家の版表現/構図/水性凹版と板目木版/裏刷り/墨による表現

※半期のみの受講も可能。

開講日 2011年4月14日~9月29日/10月6日~2月23日の木曜日(4月28日、5月5日、7月21日~9月8日、11月3日、12月15日~1月12日除く) 全30回
時間 13時30分~16時30分
場所 上野毛キャンパス
受講料 【前・後期分納可】 前期(第1~15回)6万円(材料費別途1万3000円)、後期(第16~30回)6万円(材料費別途1万3000円) ※初めての方は他に道具代実費
定員 18名
申し込み締切 3月24日必着
講師 大塩紗永[美術家。木版で水・油性凹凸版を中心に、近年は版画を用いたタブロー表現も追求]
河内成幸[版画家、本学客員教授。簡潔で動きのある線を求め、凹版刷り水性木版画の技法で表現]
ゲスト講師 おかもとひろこ[版画家。マチエールを生かした鮮やかな色彩の油性多色木版画を追求]
高垣秀光[版画家。和紙の裏側から刷り、立体的な表現を取り入れる水性木版画技法で制作]