コーエーテクモ
ゲームス

エンタテインメントをリードしている
と言っても過言ではない存在

コーエーテクモグループのゲーム事業を統括する企業として、ゲーム・モバイルコンテンツの開発をはじめとする、エンタテインメント・コンテンツを創発。アメリカ、イギリス、台湾、シンガポール、中華人民共和国(天津・北京)、ベトナムなど、海外にも展開している。
https://www.koeitecmo.co.jp/
取材日:2018.06.18

コーエーテクモホールディングス
管理本部人事部
シニアリーダー
キャリアコンサルタント

横山 知之さん

技術もビジネスモデルも変化する。
その可能性に
どこまで挑戦し超えていけるか。

コーエーテクモゲームスにおける今のキーワードは“グローバル”。商品展開もそうですが、人材にもその視点を強く求めています。これは何も語学力に限ったことではありません。当社はゲーム業界の中でも老舗のソフトメーカーですが、だからこそできることを考え、日本発信のタイトルを地球の裏側にまで広めていく、そんな熱意を持って商品開発に取り組んでいます。
業界内には多摩美の卒業生が非常に多く、世界中でヒットしている幾つものタイトルに関わっており、エンタテインメント業界をリードしていると言っても過言ではありません。当社にも毎年5名前後入社しており、現在も約90名が在籍しています。ゲームを制作する現場はもちろん、CGディレクターやマネジメント職のように組織をまとめリーダーシップを発揮する立場など、さまざまな形で活躍しています。

いま現在、何に興味を持ち、何に挑戦しているか?

当社が求める人材は、ジャンルに偏らずゲームを楽しむことができ、さらに「なぜこれが世界にうけるのか」などと客観視できる人。「歴史物が好きだから侍だけを描きたい」のではなく、自分が創作したいものを柔軟に変えられるか、それが今後どう世界に広がるかと、その先を構想できる人です。
就職面接のときに、「私は好奇心旺盛なので、何でもやってみたい」という人がいる。しかし当社が求めているのは「与えられたものをやってみたい」という受け身な人ではありません。必要なのは「いま現在、何に興味を持ち、何に挑戦しているか?」なのです。プログラミングでも、新しいゲームでも、アイドルの追っかけでも何でもいい。自分のやりたいことに夢中で、これからのエンタメ業界の未来を切り開いていくような可能性を感じさせる熱い人材を求めています。

モデルの構築や先を見据えた提案力が必要

ゲーム業界を志す学生に敢えて厳しいことを言うと、「クリエイティビティ」だけでなく、さらに「ビジネスマインド」を持ってほしい。もともとゲームソフトはパッケージ商品で、ヒットして売り切ればそれで良かったのですが、ネットワークゲームは発売してからが勝負。明らかにビジネスモデルが変わりました。これからは、モデルの構築や先を見据えた提案力が必要です。VR技術や、eスポーツのような新たなゲームスタイルが誕生するなど、エンタテインメントの世界は日々激しく変化しています。今これを読んでいる人が社会に出る頃には、またガラリと変わっていることでしょう。しかし、どうなるかわからないからこそ楽しいのがエンタテインメントです。世界を舞台に、その可能性にどこまでワクワクドキドキしながら挑戦し、どこまで超えていけるか。そのマインドに期待しています。

開発支援本部CG部
CGディレクター
大星 悠さん
2005年|グラフィックデザイン卒

アニメ作品とゲームとの化学反応で
より魅力的な世界を
生み出すことが仕事

入社後は様々なタイトルに携わり、直近ではアニメ作品とのコラボレーションタイトルのCGディレクターを務めました。製品化するまでには、作者、版権元、企画・開発、宣伝、販売など、社内外を含め多くの部門が関わりますが、その中で私はアート全般を総括するCGディレクターを担っています。
アニメ作品をゲーム化するときに大切にしていることは、その世界観を生かしつつ、いかに驚きや感動を提供できるか、ということです。既存の作品をただゲーム化するのではなく、双方の化学反応によって、より新しく、より魅力的な体験を生み出すことが私たちの仕事なのです。制作にあたり、直接作者の先生と打合せをしたり、実際にプレイしていただいて、先生から意見をうかがったりすることもあります。私もゲームファンの一人として、いい意味でユーザーを裏切る作品を目指しています。

専門外だった授業での経験も役に立った

もともと私がこの業界を目指したのは高校時代からでした。とは言っても、特に早くから絵を描いて美大を目指していた、というわけではありません。多摩美進学のきっかけは、ゲーム業界で働いている卒業生の多い学校を探したことでした。いろんな学校の進路や将来のことを調べてみると、ゲーム業界には美大、特に多摩美から就職している人がどうも多いらしい。それならここにいこう、というように考えてビジョンを描き、私なりに両親に説明しました。専門学校への進学も考えましたが、同じゲーム業界に進むにしても、アートの知識と職種の選択肢は広い方が良いと考え、多摩美への進学を決めました。今思い返せば、その選択は正解だったと思っています。実際にゲーム制作の現場で、多摩美で学んだ幅広いアートの知識が生きているからです。例えば私は入社当初、キャラクターモデルの制作を担当していたのですが、もしそれだけをやっていたら今のディレクター職に就くことは難しかったでしょう。ひとつ何かを極めるのはもちろん大事なことですが、ゲームはキャラクターモデルや背景、モーションなど色々な要素で成り立つ世界。一見直結しなさそうには見えますが、例えば3DCGを使った映像のカメラを調整する時には、自分の専門外だった写真の授業での経験が役に立ちました。
私にはいずれは開発ディレクターなど、よりゲームを生み出す側に近づきたいという夢がありますが、キャリアアップを目指す意味でも、多角的な学びは必要だったと思っています。

大星さんが関わった『真・三國無双8』。 ©コーエーテクモゲームス all rights reserved.
Slider

※掲載者の所属などは記事公開時のものです。