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卒業生が「第28回伝統工芸諸工芸展」で文部科学大臣賞を受賞



「第28回伝統工芸諸工芸展」文部科学大臣賞受賞作品 硝子鉢『彩の記憶』大槻洋介

  

97年立体デザイン卒業の大槻洋介さんが、「第28回伝統工芸諸工芸展」で文部科学大臣賞を受賞しました。公益社団法人日本工芸会の主催によるこの公募展は、日本に古くから伝わる七宝・硝子・硯・砡・截金・砂子などの技法の保護保存と後継者の育成を目的に隔年で開催されているものです。

大槻さんコメント:
この度は文部科学大臣賞を受賞できたこと、前回展の日本工芸会賞に続いての受賞を大変うれしく思っております。しかしながら、この二年で世の中は大きく様変わりをし、当たり前であったことが出来ない状況が永く続いています。
今回の作品「彩の記憶」は、子供の頃両親に連れて行ってもらった三浦半島の海と空の記憶。その光と匂い、鮮やかな色彩をその時に見た朝顔の花に、1日も早くあの様な刻(とき)に戻って欲しいと願いを込めて制作いたしました。
早く普通の生活が送れるようになることを祈りつつ、制作に励む毎日を送りたいと思います。ありがとうございました。

  

7月7日~12日の間、東京・日本橋三越本店本館6階美術特選画廊で受賞作品および入選作品の展覧会が開催されます。

「第28回伝統工芸諸工芸展」

会期:2021年7月7日(水)~12日(月)10:00~19:00(最終日は午後5時閉場)
会場:日本橋三越本店本館6階美術特選画廊
   東京都中央区日本橋室町1-4-1
※入場無料

  

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