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グラフィック4年の原田陽奈子さんが「日本タイポグラフィ年鑑」でベストワーク賞を受賞


さまざまなコミュニケーションで必要とされるタイポグラフィの巧みな姿を収録する「日本タイポグラフィ年鑑2021」で、グラフィックデザイン4年の原田陽奈子さんが学生部門のベストワーク賞を受賞しました。

NPO法人 日本タイポグラフィ協会が発行する「日本タイポグラフィ年鑑」は、国内外で高い評価を受けるタイポグラフィ・デザインの記録集です。1969年に「日本レタリング年鑑」としてスタートし、今年で通算42冊目の発行となります。

学生部門でベストワーク賞を受賞した原田さんの作品『うごくかん字』は、漢字の形の面白さに注目したビジュアルブックです。漢字のエレメントを図形として捉え、240字をデザインし、ページに開けられた窓によって全てが 「形のしりとり」のようにつながる本で、ページをめくる楽しさが体現できる紙の本ならではの効果を追求しました。

原田さんは今回の受賞について「何度も実験を繰り返して完成させた思い入れのある作品なので、このように評価をしていただけてとても嬉しいです」と話しました。

受賞作品は「日本タイポグラフィ年鑑2021」(2021年4月発刊予定)に掲載されます。また、2021年4月に東京・品川で授賞式が開催される予定です。

関連リンク

日本タイポグラフィ年鑑2021 受賞作品発表別ウィンドウリンク
グラフィックデザイン学科 紹介ページ別ウィンドウリンク

原田陽奈子『うごくかん字』