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金子勲矩副手の作品がアヌシー国際アニメーション映画祭にノミネート!


グラフィックデザイン学科・副手の金子勲矩さん(20年大学院デザイン専攻修了)の修了制作『The Balloon Catcher』が、アヌシー国際アニメーション映画祭2020の卒業制作部門に選出されました。

アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年にカンヌ国際映画祭から独立する形ではじまったもので、アニメーションに特化した映画祭としては世界最古、最大規模を誇ります。例年フランス南東部の都市・アヌシーで行われていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月15日から30日までの間、オンラインで開催されます。

今年のコンペティションには世界各国から3,070本の応募があり、各部門で計205本の作品が入選。学生による卒業制作部門には計44作品がノミネートされています。同部門の日本からの選出は金子さんの作品のみです。

6月20日、最優秀賞にあたるクリスタル賞、審査員賞、審査員特別賞が発表されます。

【金子さんのコメント】
私の作品が国際的に名誉ある映画祭で上映されることに非常に驚くと同時に、とても嬉しく思います。大学院の集大成である修了制作が、このような形で評価されたことをとても誇りに感じております。作品制作を1年間もの長い間に渡り見守りサポートしてくださった、野村辰寿先生・多摩美の先生方・研究室の助手副手の方々・家族・友人達にこの場を借りて心より感謝いたします。また、前作に引き続き、深みのある音楽を作曲をしていただいた、タツキアマノ氏に感謝いたします。音楽に疎い私にとって、非常に心強い存在でした。
今年は新型コロナウイルスの流行に伴い、アヌシー国際アニメーション映画祭は異例のオンライン開催となりました。世界中でマスクの着用が日常化し、移動制限など外出にも不自由する不安な日々が続いております。このような状況においても中止の決定をせず、日本にいながら映画祭に参加できるような環境を整えてくださった映画祭関係者の方々にも感謝いたします。本当にありがとうございました。

『The Balloon Catcher』

金子勲矩(2019年度大学院修了制作)
音楽:タツキアマノ、6分10秒

関連リンク

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