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札幌国際芸術祭2017にARTSATチームが参加


情報デザイン学科・久保田晃弘教授がプロジェクトリーダーを務め、多摩美術大学と東京大学を軸に活動する「ARTSAT」が、2017年に開催される札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival、略称:SIAF)の参加アーティストに選出されました。

イサム・ノグチが設計した「大地の彫刻」と評されるモエレ沼公園を、各種センサーと通信機器を装備した気球を使って高高度から撮影し、そこから送られてくる映像や高度、温度などの情報をライブで音楽情報に変換して即興で編曲するパフォーマンスを披露します。
世界初の芸術衛星「ARTSAT1: INVADER」、深宇宙彫刻「ARTSAT2:DESPATCH」に続く、ARTSATプロジェクトの第三弾となる今回は、SIAFラボとの共同企画として「宇宙から見える彫刻 宇宙から聞こえる即興演奏」と題し、公園と宇宙とつなぐことを目指した新たな芸術実験が展開されます。
去る9月1日(木)には札幌市役所で記者発表が行われ、翌2日(金)には現地での公開実験も実施されました。

なお、ARTSATプロジェクトはPBL科目などを通して授業としても展開されており、久保田教授は平成27年度芸術選奨大臣賞(メディア芸術部門)などを受賞しています。

公開実験の様子