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銅版画家・入江明日香さんの作品が恩田陸さんの装画に/高島屋では大規模個展を開催中


横浜高島屋で大規模個展を開催中の2004年大学院版画修了・入江明日香さんが、恩田陸さんの小説の装画を手がけています。
直木賞作家恩田陸さんの『七月に流れる花』『八月は冷たい城』の文庫版で、それぞれ講談社タイガから9月20日、10月24日刊行予定です。

入江さんの作品は銅版画の手法で刷られた手漉き和紙をコラージュし、水彩・墨・箔・胡粉などを施すというミクストメディアが中心で、数種の技法や素材を駆使。動物、植物、人物を色彩豊かな表現で組合わせ、新たな視点を発信し続けてきました。

現在開催中の展覧会は、作家活動を開始した2005年から最新作までを中心に、80余点の作品で構成された初めての大規模な個展です。受験のために描いていたという習作、在学中の公募展受賞作、文化庁新進芸術家海外研修員としてパリに滞在した時の作品など、さまざまなターニングポイントも振り返ることができる内容になっています。

入江明日香展 — 細密のファンタジー

会期:2018年9月19日(水)~10月1日(月)
   10:00〜20:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
会場:横浜高島屋ギャラリー〈8階〉

巡回展
会期:2018年10月3日(水)~15日(月)
   10:00〜20:00(最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
会場:京都高島屋7階グランドホール

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